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■第40回定期演奏会

 2019年6月22日

♪ご来場ありがとうございました♪

6月22日(土)、無事第40回定期演奏会を終演致しました。

今回、第40回という節目にあたる演奏会でした。
お忙しい中、聞きに来てくださった皆様、本当にありがとうございました。
ご声援、ご支援くださった方々にも改めて感謝御礼申し上げます。

10年ひと昔と申しますが、40年、長かったような、あっという間のような。
ですが、好きな音楽活動をこのような形で続けてこられたこと、ふり返ってみると、感謝の言葉に尽きます。

メンバー自身の努力はもちろんですが、家族の理解や健康状態等、諸事情を抱えながらも、こうして演奏活動ができることは、本当に幸せなことだと思います。

そして、何より、聞きにいらしてくださった皆様の温かな拍手と「また、来年も聞きに来るからね!」という嬉しいエールをくださることが、一番のエネルギーになります。

これから第41回開催目指して、また、心機一転、取り組んで参ります、
引き続き、温かく見守ってくだされば幸いに存じます。

なお、僭越ではございますが、今回会場にお越しになれなかった方々に、今回の定演の想いをお伝えするべく、パンフレットに掲載させていただいた挨拶文をここに載せさせていただきます。

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 毎年この時期開催させていただいている定期演奏会、その準備をしていく中で、この文言が浮かんできます。「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」

 あれよあれよという間に、今年第40回を迎えました。よく、「1年に何回開催するのですか?」と尋ねられるのですが、1年に1回の開催ですから、プロムジカが発足して40年経過したということになります。これも、毎年聞きにいらしていただく皆様のおかげと改めて感謝申し上げます。

 40年前、高島信人氏の声掛けによって数人のアンサンブルから始まりました。各パートの人数が増えていくのに、年数を要しなかったのは、高島さんの音楽性と人間力に魅了されたことに他なりません。共に演奏活動をし、練習後には、尽きないおしゃべりを夜通ししたことを昨日のことのように思い出します。

 一時期は40名を超えるような大所帯となり、海外遠征を手掛けたこともあります。

 一時代を経て、高島さんが引退表明をされた時、大きな転換期となりました。プロムジカを存続していけるのか、という危機感さえも覚えました。が、当時中心となって運営してくださった方々のお陰で、その危機を乗り越え、新生プロムジカの出発ができました。

 その後も色々な出来事がありましたが、やはり、このプロムジカを愛し続けてきてくれたメンバーの尽力によって、今日の日を迎えることができたのだと思います。

 昨年のイチロー選手の引退会見で、「(子供たちへのメッセージとして)夢中になれるものを早く見つけてほしい」また、「自分は野球をずっと愛し続けてきたことを誇りに思う」と述べられていました。僭越ではありますが、私たちメンバーはそれに近い境遇にいることを本当に幸せに思います。

 所属年数には違いがありますが、このプロムジカという場で、一人ひとり、自分のキャンバスにそれぞれの絵を描き、それを持ち寄ったり、一つの大きな作品に仕上げていったりして展覧会を毎年開催してきたように思います。その展覧会の一つ一つの作品をきっと高島さんが立ち止まって観ていてくださっている、そのようなことを感じて止みません。

 奇しくも第40回という節目の演奏会が令和元年に開催となりましたが、今後、令和の時代の歴史をどのように刻んでいくのか、引き続き温かく見守ってくだされば幸いに存じます。

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